ADVANCE EPSILON8
2016年にリリースされたADVANCEのBクラスグライダー「EPSILON8」。
ふわりとした立ち上がりにダイレクトなハンドリング。
ダイナミックなフライトを求めるユーザー向けに+10~15kgの拡張重量レンジは面白いし試してみたいところ。
拡張重量レンジはADVANCEのHPでご確認ください。
詳しくはアドバンスジャパン松原氏のインプレッションレポートをご覧ください。
以下、メーカサイト等から引用で詳細をまとめました。
[Advance Epsilon8] 認証:EN/LTF B
価格(税別) ¥520,000
目次 ―サーマルソアリングをリラックスで楽しく―
新しいイプシロン8が完成しました。さらに軽量化を実現し、ピッチ、ロール、ターンの調和が素晴らしい仕上がりになりました。
驚くほどに簡単で正確なハンドリングは引き継がれ、安定したフライトを約束します。
素材は丈夫で軽いポルシェスカイテックス38を使用し、内部構造はオメガエックスアルプスの最新技術が取り入れられています。
テクニカルデータ
EPSILON 8 |
|
23 |
25 |
27 |
29 |
翼面積(実測) |
m2 |
22.5 |
25.0 |
27.0 |
29.0 |
翼面積(投影) |
m2 |
18.9 |
21.0 |
22.7 |
24.4 |
テイクオフ時の推奨重量 ** |
kg |
55-75 |
70-90 |
80-105 |
95-125
|
グライダーの重量 |
kg |
4.15 |
4.45 |
4.95 |
5.15 |
アスペクト比(実測) |
|
5.15 |
5.15 |
5.15 |
5.15 |
認証クラス |
|
B |
B |
B |
B |
* 推奨重量範囲内で、装備重量・グライダーサイズにより変動します
** パイロット、パラグライダー、全装備を含む
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True Friendship
常に時代のレクレーションクラスを牽引しているイプシロン。初号機のリリースから23年が経過して、ついに8代目となるモデルが完成した。洗練されたシェイプと、さらに進んだ軽量化。乗るたびに空の楽しさを与えてくれる翼である。
風と戯れ遊ぶ
春の足尾界隈は、天気図にほど良い南風のサインがでると、クロスカントリーの記録を狙う猛者たちが集まってくる。そんな日に撮影だけなんてもったいない、みんなとクロカンへ出かけることにしよう。
今回使用するサイズは25?で、自重4.45?とクラス最軽量。アッパーとロアサーフェイスに強度の高いポルシェスポーツスカイテックス38ユニバーサルを使用。軽量でありながら丈夫で永く使えるよう設計されている。
サイズ25のスターティングウェイトは70〜90?が推奨レンジとなっているが、プラス10〜15?を拡張重量レンジとしている。よりダイナミックなフライトを好むパイロットは100?ほどに、ベストの上昇性能を求めるなら推奨レンジ内がオススメだ。今回はど真ん中の80?でチェックしてみる。
自由自在のコントロール
強めのアゲンストでインテークに風を入れる。ふわりと立ち上がり翼が頭上に来たところで押さえると、ビシッと頭上安定している。さすが、とても扱いやすい。
加速してテイクオフ。グライドフィーリングはアルファ6とイオタのちょうど真ん中といった感じ。春の強めのサーマルに入り、旋回を開始してみる。ブレークプレッシャーはしっかりとした感触で、引きしろを忠実に旋回に変えていく。ハンドリングは驚くほどダイレクトで正確だ。
アクセルの1段目を踏み込んでみる。スルスルとスムーズな加速をするが、沈下率が増えることはない。2段目も踏み込んでみると、さらにスピードが上がる。沈下率はさすがにマイナス2m/sになったが、この加速ができるならクロカンには大きな武器になる。
サーマルトップが上がり始め、1600mで燕山を離脱。クロカンのスタートだ。南風に乗ってみんなでグライドし、サーマルポイントで上げなおす。みんなで行けばサーマルヒットの確率が上がるし、なによりクロカンの醍醐味をシェアできるのが楽しい。
南風の波を通り越さないように注意しながら北上。烏山付近ではサーマルトップも上がり1700mまで上昇。周りのグライダーはCクラス以上の最新鋭揃い。Bクラスは自分だけだが、クロカンならばグライドもスピードも遜色はない。何よりも強烈なサーマルに当たってもビクともしないため安心なのが嬉しい。
馬頭温泉を目前にして、次のサーマルに乗り切れず敢えなく那珂川の河原にランディング。高度処理をする時はかなり南風が強めでラフな感じだったが、そこはイプシロン。低速もよく効いて操作しやすかった。
空を飛ぶことの楽しさを教えてくれる
イプシロン8の完成度は高く、一番印象に残るのはピッチとロールのバランスの良さ。そして、アドバンスグライダーのすべてに言えることだが、そのバランスを忠実にコントロールできるハンドリングが素晴らしい。
空を飛ぶ感覚をもっとも気持ち良く体感できるイプシロン8。それはまるで自らの腕が翼になっているような感覚だ。この素晴らしい翼を、すべてのフライヤーに体感して欲しい。
(REPORT: Masayuki Matsubara)
ーパラワールド ギアインプレッションより
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ADVANCE JAPANホームページ(EPSILON8)
http://www.advancejapan.co.jp/home/?p=688
アドバンスジャパン松原氏のインプレッションレポート
http://www.advancejapan.co.jp/home/?page_id=758
ADVANCEホームページ(EPSILON8)
http://www.advance.ch/en/products/paragliders/epsilon-8/
テストレポート
advance-epsilon8-25_at_uk
「ADVANCE Youtubeチャンネルより」
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