デジタル簡易無線登録局(上空用)とは
パラグライダーなどのスカイスポーツは“空中”という特殊な環境での利用になってしまうので、なかなか使用できる無線がありませんでした。
スカイレジャー無線というものはありましたが、団体でしか免許取得できない・1波のみ・他団体とは通信できない、などなど現実的には運用不可でした。
そして、平成20年にようやくデジタル簡易無線が制度化され、登録局として個人が簡単に利用できるように。5波が上空用として割り当てられたので、パラグライダースクールでも運用できるようになりました。
初代『VX-D291S(STANDARD)』
デジタル簡易無線が制度化された翌年にはSTANDARD(スタンダード)から対応機種が発売され、上空利用できる無線機「VX-D291S(STANDARD)」の使用が開始されました。
第一印象は、、、
デカッ・重っ・アンテナ長っ!!
本体とバッテリーで325g。全長約28cm(アンテナ含む)。
でもしょうがないので利用開始。。。
後継機『VXD450S』
どうやら後継機が出たらしい、ということで早速導入。
写真では分かりませんが、ボタンやダイヤルの扱いやすさと画面の見やすさが向上しただけで、大きさも重さも一緒!!
本体とバッテリーで290g。全長ほぼ変わらず28cm弱。
ガッカリだわ。ただ無意味に2種類になって、パイロットに使い方を教えるときにややこしいだけ。
そして、売っといて言うのはなんですが、相変わらず高い!!
基本セット(無線機/リチウムイオンバッテリー/急速充電器)で64,000円。
さらに、ヘッドセットや外部マイクと接続するためのアダプターが必要になり、+6,000円。
小型・軽量・安価!『DPR30(iCOM)』
ようやく出ました!
小さくて軽くて安いやつ!!
本体重量105gで約3万円。(2017/5現在はamazonで27,513円)
変換アダプタは1200円(税別)。
付属品はリチウムイオンバッテリー、急速充電器、ストラップ、ベルトクリップ。
けど、アンテナが内蔵されているためか、どうも送受信の感度がイマイチ。飛んでいる時に空中から通信する時には問題ない感じですが、地上同士で通信する時には今までの「VX-D291S」「VXD450S」よりも明らかに電波が飛ばない。しかも、ヘルメットのヘッドセットと接続するためには専用の変換アダプターが必要となるなどちょっとめんどうな部分も。
とはいえこれだけ小さくて軽いとやっぱり魅力的。
小型化に加えて受信感度にも期待大!!『VXD1S』登場!!
そしてついに本題の『VXD1S』!!
小さくて、軽くて、アンテナあるから電波も良さそう!!そして安い!!
重量は約188g(バッテリー含む)。全長17cmちょっと。
定価は37,800円(税別)ですが、amazonでは24,840円で販売中ですね。(2017/05/25現在)
充電はマイクロUSB端子でOK!!ネジ式の外部マイク端子がついてるのでVXDシリーズ使ってた人はそのまま持ってるアダプタ使用可能!
他にも良いこといっぱいみたいなんですが、こいつに関してはまだ現物を見たことないのですが、実際に使用した方の情報によるとかなり良い感じらしい。
Pikaichiさんがブログで紹介して、これからきっと使用レポートも書いてくれると思うので要チェックです!!
これからデジタル無線機購入の方はかなり買いな感じですね!!
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