2013年にリリースされたGINのハイエンドBクラスグライダー。
CクラスのTRIBEの後継機として開発されてきたこのグライダーは上級機(C,Dクラス)からの乗換えに最適。
アスペクト比6.2というハイスペックでまさかのBクラス入りは市場に大きなインパクトを与えましたが、Bクラスだからといって安易に乗り換えるパイロットが多くトラブルも絶えなかったグライダーでもあります。
サーマルに食いつき、翼は「前に、前に!!」その分コントロール性は良く、アクティブな上級機に乗りなれているパイロットにとっては非常に好感触。
以下、メーカサイト等から引用で詳細をまとめました。
[Gin Carrera+] 認証:EN-B, LTF-B 目次 カレラでスポーティーなハンドリングと真のパフォーマンスを手に入れようどんなパイロットが?最新のテクノロジーでカレラは興味深く仕上がりました。経験豊富なXCパイロット“週末戦士”達が選ぶ翼がカレラです。ジンのグライダーレンジの中でトライブ(EN/C)の後継機としてランナップされます。 ブーメラン9やアトラスから採用された内圧平均化技術(EPT)カレラは、ブーメラン9(競争クラス)およびアトラス(容易な中級クラス)の両方とそのDNAを共有します。EPT(いかなる翼断面でも翼効率を最良最良にするパラメーター求める計算方式)は、インフレーション特性、上昇率、乱れた空域や高速混乱中の安定性を向上させました。その結果、翼のハイアスペクトレシオ化による性能向上を、扱いやすさと安全性を損なうことなく実現しました。我々はカレラが多くのベテランパイロットが求めている、上昇性能、コンパクトでスポーティーな扱いやすさと安全性への“スイートスポット“をとらえていると自負しています。 無駄のない飛行特性カレレはすべてにおいて最大効果を求めて設計され、製造方法の詳細まで考慮された結果、今までにないクリーンな翼を実現しました。ライズアップは穏やかでパイロットは最小限の操縦で頭上安定を完了できます。ハンドリングは“穏やかでしっかり”なタッチを持ち、長時間のサーマルソアリングに最適な正確さと効率の良さを兼ね備えています。サーマルや気流の変化が手に取るように感じる翼は、ベストラインを見つけ出すのに大変役に立ちます。それと同時に翼は、乱気流を程よく吸収しあなたが風を読むことに専念することを許してくれます。カレラはAライザーとCライザーのスプレットシステムにより、アクセレーターを踏むことでスムーズに加速し、次のサーマルへのベストグライディングをお約束します。 本物を追求した設計あなたは同等の滑空性能をもつ他のグライダーとカレラを比較すると、コンディションがきつくなればなるほど安全マージンが高くなることに気が付くでしょう。あなたがその日に掲げた目標を達成することはまちがいありません。カレラは全く新しいカテゴリーのグライダーです。ぜひあなたも新しい翼カレラを実感してみてください。 性能の特徴– 安全性と滑空性能を両立する内圧平均化技術(EPT)を駆使した翼断面 – フルコンペティションライン(ブレークメインラインを除く) – 3ライザー(スプリットA、スプリットC) カレレのライザーシステムは今までにない滑らかな加速を生み出します。スプリットAライザーを使うことでビッグイヤーも容易となりました。 – 最適なプラスチック補強材 – セイルのテンションを最適に保つためのインターナルコンストラクションとラインアタッチメントポイントの配分 – トレーリングエッジのミニリブはハンドリング性能と滑空性能の向上 – ロンスタンプーリーを使用したキックダウンシステム – トレーリングエッジのギャザリングシステム 素材キャノピー生地 上面:Porcher Skytex 38 Universal 9017 E25, 38 g/m2 下面:Porcher Skytex 38 Universal 9017 E25, 38 g/m2 リブ:Porcher Skytex 40 Hard 9017 E29, 40 g/m2 ライン メイン/ミドル/アッパー:エーデルルッド8000-050, 070, 090, 130, 190, 230, 280 ブレーク:リロスPPSL275 テクニカルデータ
グライダーカラーCarrera XSグライダーに含まれる付属品ーGINGLIDERS HPより |
完全なるパフォーマンスグライダーながらEN-B認証を取得! GIN GLIDERSから満を持して発売された、パフォーマンスクラスのグライダーCARRERA。アスペクト比6.2、3ライザー、フルコンペティションライン、トップスピードは57km/hというその高いポテンシャルに関わらず、乗ってみるとリラクセーショングライダーと呼んでいい程の、安定感、安心感を我々に与えてくれる。高い滑空性能と安全性を両立したEPT=内圧平均化テクノロジーとは如何なるものなのか!? 翼の特徴とラインコンセプト秋の良好なコンディションの中、Mサイズ(装備重量85〜105kg)を95kgでテストフライトを実施した。 ライズアップとサーマルセンタリングフロント、リバースともにキャノピーはスムーズにライズアップされ頭上安定もやり易い。ライズアップの時はAラインが2本組み込まれたAライザーのみを握るとよい。引き始めから程よいテンションが感じ取られ、翼の上がり具合がよくわかる特性で、ミスの少ないテイクオフを約束してくれる。 マヌーバーカレラのビッグイヤーは効果絶大だ。非常に安定感があり、降下手段としては最適といえる。特筆すべきは、翼を潰しても即座に翼のインナープレッシャーが回復するところ。フルスピードサイドコラップスからのリカバリーは、90度のローテーションでダイブ角は60度以内で回復する。 (REPORT: Kaoru OGISAWA) ーパラワールド ギアインプレッションより |
GINホームページ(Carrera)
http://gingliders.com/paragliders-jp/carrera/
テストレポート
動画集
「Gingliders Youtubeチャンネルより」
「アエロタクトより」扇澤氏によるわかりやすいインプレッション
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