2015年にリリースされたNOVAのAクラスグライダー。
Prion3はエントリーモデルとしても使えるが、「Hungry for adventure」とあるように、中級者のクロスカントリー入門にも良さそう。
当スクールでは比較的アクティブなパイロットへのエントリーモデルとして位置付けしています。
以下、メーカサイト等から引用で詳細をまとめました。
[Nova Prion3] 認証:LTF A, EN A 本体価格¥420,000(税別) プリオン3はクロスカントリー飛行まで楽しめるオールラウンドな翼で、初心者にも最適な設計です。
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サイズ | XS | S | M | L |
平面翼面積(㎡) |
22.54 | 25.54 | 28.55 | 31.61 |
平面スパン(m) |
10.25 | 10.91 | 11.54 | 12.14 |
平面アスペクトレシオ |
4.66 | |||
投影翼面積(㎡) |
19.24 | 21.81 | 24.38 | 27.98 |
投影スパン(m) |
7.98 | 8.49 | 8.98 | 9.45 |
投影アスペクトレシオ |
3.3 | |||
ライン直径(mm) |
1 / 1.4 / 1.85 | |||
全高(m) |
6.12 | 6.52 | 6.89 | 7.25 |
総ライン長(m) |
213 | 226 | 240 | 252 |
セル数 |
39 | |||
機体重量(kg) |
4.7 | 5.0 | 5.4 | 5.7 |
スターティングウエイト(kg) |
55-85 | 75-100 | 90-110 | 100-130 |
認証EN/LTF |
A | A | A | A |
ーアエロタクトHPより
ディテールエアインテークの形状はシンプルなストレート型で、オレンジ色の形状記憶タイプのプラスチックロッドが最小限の長さで組み込まれている。ロッドは多少クロスしているが、プロファイルはエアスクープ型ではないようだ。 無風のテイクオフで頭上安定が持続!無風のコンディションだったが、フロントテイクオフでの頭上安定をテストしてみた。ライズアップで使用するライザーはスプリットAライザー2本のうちラインが2本組み込まれた一番前のライザーを持つと良いようだ。引き始めから軽めで程よいテンションを感じ、キャノピーが頭上に上がってくるのが良く分かる。そして、無風であるにもかかわらず5秒以上キャノピーがいてくれる。まるで軽量グライダーのような扱いやすさで驚きだった。 プチクロスカントリーMサイズ(90〜110kg)は幅の広いウエイトレンジだが、90kgのミニマム重量で飛行してみた。 プリオン3のハンドリングは重すぎず、軽すぎず、旋回の導入は簡単であるにもかかわらず回りすぎず、ビギナーには最適のセッティングだ。それでいて、サーマルの中での旋回は初級機のようなストレスを感じることなく、逆に超快適なセンタリングが楽しめる。プラス6m/s以上の強いサーマルにヒットするときも、サーマルへの入りで翼が暴れることなく、ファーストターンへの導入はスムーズ。 サマリープリオン2からプリオン3では、最新のテクノロジーを満載したせいなのか、飛行性能は数段良くなっていると感じた。ビッグイヤー、Bストールなどの降下手段は容易で、いざという時にスパイラルで降下を試みても、両手を上げることで自動的に回復するように設計されている。なお、エントリーグライダーとしてプリオン3を選ぶ方にはウエイトレンジ真ん中より下の方で選んでもらっていいようだ。 (REPORT: Kaoru OGISAWA) ーパラワールド ギアインプレッションより |
NOVAホームページ(PRION3)
https://www.nova.eu/en/gliders/prion-3/
テストレポート
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