エリアデータ
テイクオフ | 標高1400m |
ランディング | 標高750m |
テイクオフ~ランディング間距離 | 2.1km |
スクール(受付場所)と各施設)
- ランディング場にお車を停める際はパッキングゾーン横に駐車スペースがあります。
- 基本的にパッキングゾーン以外でのパッキングはご遠慮ください。
テイクオフ
- テイクオフゾーン内でセットアップ&テイクオフを行ってください。
- テイクオフは全面禁煙です。山頂駅舎に喫煙スペースがあります。
- トイレは山頂駅舎内トイレをご利用ください。
- テイクオフ周辺は観光のお客様が多くいらっしゃいます。マナー良くお願いいたします。
ランディング
白馬八方尾根フライトエリアでは「場周アプローチ」をベースにランディング方法を設定しております。
まずは基本的な場周アプローチの方法をご理解ご確認ください。
場周アプローチ
「場周アプローチ」とは、ランディング場の周囲を決められた方向に一方通行で着陸進入経路をとる進入方法です。
この方法は飛行機やグライダーが飛行場の滑走路に進入する際に行なっている方法と同じもので、ドイツをはじめヨーロッパ諸国ではパラグライダーやハンググライダーでもこのアプローチ方法を採用しています。
基本的な手順
1 | ポジションへ移動 | 風向・風速・他機の動向などを確認しながらポジションへ向かう |
---|---|---|
2 | ポジション | 左方向の360°旋回で高度調整をする |
3 | ダウンウィンドレグ | ターゲットが見下ろし角45°程度に見える高さで次のレグヘ向かう |
4 | ベースレグ | ターゲットが見下ろし角30°程度に見える高さでこのレグヘ到達し、ファイナルレグに向けて速度調整や軌道修正を行なう |
5 | ファイナルレグ | 自分の機体に合った滑空角(15°程度)を残してファイナルレグに入り十分な直線飛行を確保しタッチダウン |
下図の点線のように、各レグ間で軌道修正を行う事で場周アプローチ中に高度調整を行う事が出来ます。速度調整と併用し最適な高度になるよう調整しましょう。
場周アプローチのメリット
- 少ないフライト本数で高度感覚が身につく
- 直線飛行を長く使ったアプローチなので地上近くで旋回をすることがない。(リスク軽減)
- 混雑時にも空中接触の危険を回避できる
白馬八方尾根フライトエリアでのランディングアプローチ
ランディングは基本的には北風時・南風時ともに左場周アプローチをベースにしていますが、それぞれ経路内に障害物がありますので変則的になります。
南風時のランディングアプローチ
- ランディング場南東側の林を目安に風上側にポジションをとる
- ランディング場北東側の電線(黄色点線)と平行にダウンウィンドレグをとり、電線を越えるのに十分な高度を残してベースレグに入る
- ランディング場南側は逃げ場が無いのでターゲット手前に降りるつもりで高度調整をし、ファイナルレグに入る
- ブルーベリー園上空は避けファイナルアプローチを行なう
ポイント
- 対流が活発な時間帯は高めにベースレグに入り、ベースレグの延長線上でスロープエイトで高度調整を行なう(青点線)
- サーマルコンディション時や南風が強めの時はファイナルレグが強烈なシンク帯になるので、高めにファイナルレグに入り、場内に入ってから速度調整とゆっくりしたターンで高度調整を行なう
- サーマルコンディション時は特にブルーベリー園上空はシンク帯となることが多いので通過しないように
北風時のランディングアプローチ
- ランディング場とスクール建物の間辺りにポジションをとる
- ランディング場南西側にある電線(黄色点線)の内側に向かってダウンウィンドレグに入る
- 場内に入ってから左180°ターンで風に正対する(ベースレグ&ファイナルレグ)
ポイント
- ダウンウィンドレグでは必ず電線の内側に入ること
- ポジションで360°旋回による高度調整が難しい時は赤点線のようにスロープエイトで高度調整を行なう
- ランディング場南側と南東側にある木は高いので、旋回時翼端を引っ掛けないように注意
北風強風時(3m/s以上)のランディングアプローチ
- 風上側でスロープエイト(機首を風下に向けずに八の字旋回を行なう)により高度調整を行います
- 適切な高さになったら偏流飛行でランディング場内に進入します
- 風に正対させ主に速度調整で着地地点を調整します
ポイント
- 風が強いほどスロープエイトの位置は風上側に移動します
- 電線よりも風下に流されないように注意
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