”Ghana Paragliding Festival” ガーナへ行ってきます!~準備編①~

2005年に初開催されたこのイベント「ガーナ・パラグライディング・フェスティバル」は今年で13回目。

このイベントにタンデムパイロットとして招待していただけることになり、ありがたく受諾させていただきました。

しかし!!場所はガーナ!!!

すべてはこの方、私のパラグライダーの大先輩でありJPA(日本パラグライダー協会)のスーパーバイザーでもある岡田さんが頼りです。2012年に初参加で今年で7回目(?)というこのイベントの大先輩。ちょっと話を聞いただけど色々大変そうなのが溢れ出ています。
『ガーナ』という、私にとってまったく未知の国への初めての渡航&そこでのタンデムフライト、不安要素満載ですが反面かなり楽しみでもあります。
きっとこんな機会でもなければ一生足を踏み入れることのない国・土地に行き、しかもそこでフライト出来る!

とはいえ、まずは日本から出るまで準備がいろいろと大変です(汗

せっかくの機会なので、記録の意味も含めて準備の事からブログに書いていこうかな、と。

目次

Ghana Paragliding Festival って?

ガーナ観光局が観光誘致の一環として始めた企画のようです。

1. パラグライダーを通じた社会貢献活動
2. ガーナ・イースター祭の活性化
3. 世界中のパイロット(アメリカ、ヨーロッパ、アジア)がガーナをサポートしイベントを盛り上げる
*アジアからは初選抜での参加となります。
4. 海外からビジターパイロットに多く来てもらうことで、ガーナの観光を盛り上げる
5. タンデムフライトをたくさんのガーナ国民、観光客に利用してもらう
6. タンデムフライトの売上を現地の恵まれない子供たちに寄付
2010年のタンデムパイロットグループはタンデムで売り上げたUS$3000で孤児院にウォータータンクを建設しました。

-JPAプレスリリースより引用

そもそもガーナってどの辺?

とりあえず、グーグルマップさんに聞いてみました。

世界地図で見るガーナと日本

今回行くのは首都アクラから北北西に130kmほどの場所にあるNkawkaw(カーカウ)というところ。

成田空港から今回行くガーナのNkawkaw(カーカウ)までGoogleマップで測ったら約13,800km
地球3分の1周ってところかな?まぁ、そんなに遠くないですね。

けど、直行便があるわけもなく、乗り継ぎが必要なのでどうやら20時間前後は飛行機に乗ることになりそうです。

治安の悪いとされる西アフリカの中では、ガーナは比較的治安が良いらしい。
有名なのはやっぱりチョコレート。けど、カカオ豆の生産量はお隣のコートジボワールがダントツで1位でガーナは2位。
日本でガーナ=チョコレートのイメージを作ったのはどうやらロッテらしい。

そして目指すのはここ、ガーナの南の方↓

ガーナ カーカウ

ガーナに行くための必須準備事項

当然、日本とはまったく環境が違うため、入国するにはいくつか必須の準備があります。

黄熱病予防接種(Yellow Fever)

まずは、これを受けないとビザの申請が出来ません。
ガーナは黄熱病の汚染地域になっていて、予防接種が入国条件なのです。

しかし、この予防接種自体が副作用の発症率が高く、結構リスキーな感じ。。。
10~30%は軽度な有害事象。1~2/10万の確率でヤバい感じの重度の副作用発症。

祈るしかない。

黄熱病の予防接種を受けると「黄熱病予防接種証明書(イエローカード)」を発行してくれるので、申請用紙と合わせてガーナ大使館へビザの申請をします。

ビザ取得

ガーナ大使館は六本木にあるので、直接行くか、郵送で申請。
イエローカードさえ手に入れてしまえば申請は特に問題なし。
火曜日&木曜日の10:00~12:30に行けば受け付けてくれるし、翌週受取りが基本だけど、追加で3000円払うと当日の夕方には受取れる。
(週に2日だけ&午前中の短い時間というのはちょっとネックだった。)

ただ、大使館のあの雰囲気、、、もうちょっと友好的にやろうよ~。

ガーナ観光ビザ&イエローカード

マラリア予防薬

黄熱病に続いてガーナは「マラリア」の危険地帯。
マラリアには予防薬があるのでとりあえずこれも必須。しかし、マラリア予防薬には医師の処方が必要。しかも、特定の病院しか取り扱ってないので白馬に住む自分には予定を組むのが、かなり限定的だった。

そして、この予防薬がまたまた鬼の副作用。
3種類ある薬がかなり値段に差がある。簡単に言えば安いやつは昔からある副作用が強いやつで、高いやつは新しく開発された副作用の弱いやつ。
これは、迷わず高いやつ。副作用にやられたらタンデムフライトどころではありません。。。

虫よけ入手

マラリアの予防の基本は「蚊に刺されないようにする」こと。

ということは虫よけが大事だけど、日本で市販している虫よけ薬はディート(DEET)という成分が12%以下しか含まれておらず、海外の虫は30%以上含まれていないと効かないらしい。

ということで、これまた特殊なルートで購入。

マラリア予防薬と虫よけ

 

まぁ、いろいろと初体験。

これで、準備完了まで折り返し地点か!?

 

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