久々に復活!Speed Riding(スピパラ)体験&講習!!

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スピードライディング(Speed Riding)

 

5年ほど前まで開催していた「Speed Riding体験講習」。先週の平日限定でスキー場の許可をいただき復活!!

当時出始めの頃は「スピードパラグライダー」という名称で「スピパラ」と呼ばれていましたが、その後通常より小さな翼が多様化しカテゴリーが細分化されました。そして、当時スピードパラグライダーと呼ばれていたものは「スピードライディング」というカテゴリーになりました。

何が違う?

単純に、翼が小さい事で速度が早くなり、滑空性能は下がります。通常のパラグライダーの翼の約半分ほどの大きさで、速度も約束2倍ほど。

なので、遠くまで飛んでいったり、長時間飛んだり、というような事には向いていません。

どうやって楽しむ?

スピードライディングはパラグライダーとスキーを融合させた遊びです。スキーを履いて、小さな翼で飛んだり滑ったり。

本格的に楽しむためにはパラグライダーとスキーの両方の技術が高いレベルで必要になりますが、それはあくまでも究極にコアな話。

You tubeで検索すれば、岩場のギリギリでかわしながら高速でぶっ飛んでいくエクストリームな映像がいくらでも出てきます。けど、そんなのは頭のネジがほぼ全部飛んでるような方々がやること。

本当の魅力や楽しみ方は違うところにあります。

もっとも簡単な浮遊体験

Speed Riding-2

スピードが早いとはいえ、それはあくまでも通常のパラグライダーと比べればという話。スキーを履いて行うこの遊びの場合、そのスピードはまったく問題になりません。

なぜなら、そのスピードはスキー中級程度の方でしたら普通に滑る程度の速度だからです。

通常のパラグライダーでの浮遊体験は、必ず斜面を走らなければなりません。斜面を駆け下りる。これだけでまずある程度の体力が必要になります。それは決して高いハードルではありませんが「走る」必要があります。

しかし、スキーを履いていればそんな必要がまったくありません。直滑降すれば勝手に滑っていくのです。あとは、適度な斜度で段階的なレクチャーを受ければ、半日の体験講習で浮遊体験が出来ます。

多少のスキー技術は必要になりますが、浮遊体験には中級程度(中斜面を転ばずに滑れる)で十分です。スキーを年に数回たしなむ程度でもほとんどの方がクリア出来るレベルです。

浮遊体験にも少し慣れてくれば、ターンをしてみたり、少しスピードを上げてさらに高く長く飛んでみたり。楽しみ方は一気に広がります。

今後どうなる?

Speed Riding-3

さて、問題は今後どうなるか。今回はあくまでも数日間だけ特別に許可をいただき開催しました。その様子は関係者の方にもご覧いただけたようで、印象も悪くなさそうです。

なにより、ゲレンデで講習しているとたくさんのスキーヤー、スノーボーダーの方々に興味を持っていただき話しかけてもいただきました。見てるだけでも楽しんでいただけているようです。

我々がしっかりと安全管理しながら行えば、スキーヤー、スノーボーダーの方々との友好的な共存はかなり現実的だと感じています。実際に過去には5年以上にわたり開催していた実績があります。

アウトドアアクティビティが多様化する中、パラグライダーも頑張っていきたい!よりたくさんの方に「空を飛ぶ」ことの魅力を伝え、広げられるよう、いろんなことにチャレンジしていきます!

今回の参加者はパラグライダーのパイロットライセンスを持っている方々で、以前にSpeed Riding経験者でもあったので、半日の講習でバッチリコントロールされた滑りとフライトの融合を楽しんでいただくことができました♪

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