TECNICA INFERNO X-LITE 2.0 GTX®

パラグライダーで使うシューズという観点から、オススメシューズをご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのは2015年から当スクールでも取扱いを始めた『テクニカシューズ』のラインナップからINFERNO X-LITE 2.0 GTX®です。

紹介させていただく理由は、「僕が最初に買ったテクニカシューズ」だからです^_^;

テクニカシューズ暦はまだまだ浅いので、搭載されているテクノロジーなどを勉強しつつ、実際に使ってみた感想(自分も他のスタッフも)をまとめながらご紹介していこうと思います。

 

スキーブーツブランドとしては日本でも昔から有名なイタリアブランドのTECNICA(テクニカ)ですが、シューズの知名度はまだまだ低いですね。

Tecnica Group JAPAN Webサイト

しかしながら、そのテクノロジーは確かなものでトレイルランニング競技では世界で活躍しています。

Tecnica Trailrunning JAPAN Facebookページ

テクニカシューズは「TRAIL RUNNING(トレイルランニング)」「HIKING(ハイキング)」「TREKKING(トレッキング)」の3カテゴリーに分けられています。

 

そもそもハイキングとトレッキングの違いって何かご存知ですか?

う~ん、なんとなく違いは分かるけど説明しろと言われると・・・って方はぜひこちらの記事もご覧ください

「登山」「トレッキング」「ハイキング」の違いって?

 

では、パラグライダーはどのシチュエーションに近いでしょうか?

初心者のうちはしっかり足首も保護してくれる安心感がほしい。パイロットクラスになってくると、フライト時間も長くなり空中での快適性も欲しいのでがっちりとした足首の保護よりも、少し軽い方がいい。ポッドハーネスに乗るようになると、ポッドに足を入れたり出したりポッドの中でアクセルを踏んだり戻したり、足首の動きにも少し自由が欲しい。

テイクオフまでの道のりはエリアによってフラットだったりアップダウンがあったり、舗装されていたり、凸凹だったり・・・様々です、ランディングの状況もこれまたエリアによって柔らかかったり固かったり、草地だったり土だったり砂利だったり、ランディング後も歩く必要があったり。グリップ力は大事だけどソールの消耗が激しいのは経済的にも・・・。

とにかくパラグライダーを楽しむためには様々なシチュエーションに出会います。

それぞれのパイロットが自分のメインエリアのシチュエーションやフライトスタイルに合わせてシューズを選んでいるわけですが、どうしようかと迷っている方やエリア・フライトスタイル等に変化のあった方、もちろん講習生の方々のシューズ選びの参考になればと思いテクニカシューズのラインナップの中からオススメのシューズをご紹介させていただきます。

 

「TRAIL RUNING」カテゴリーのINFERNO X-LITE 2.0 GTX®は当然、軽量で走りやすいシューズ。

パラグライダーでのシチュエーション(自分が選んだ理由)としては、

 

・足首の保護は考えない、とにかく動きやすい!

・ポッドハーネスだから足首の自由が欲しいし軽いほうがいい。

・ホールド性は良い方がいいけど窮屈なのはやだ。

・ソールのクッション性はそこそこ欲しい。

・普段履きはしないから、消耗は激しいけどグリップ力の高いvibramソール。

・脱ぎ履きが楽なやつがいいからSPEEDLACE。

・朝露とかですぐに中まで濡れるのは嫌だからGORE-TEXモデル。

 

こんな感じで選びました。

テクノロジーとしては、

TECNICA ROLLING SYSTEM(TRS)によって走りの動きをサポートしてくれるのでソフトにスムーズに次の1歩へとつながります。

WRAP’N FREEによってシューズの中での足の位置が常に中心にあり、安定感とほどよい締め付けがありつつ、つま先と足首周りは自由で快適な感じです。

vibramソールにより確実なグリップ力。ただし、柔らかく消耗は早いですので街履きしてると瞬殺です(T_T)

SPEEDLACEは他のメーカーでも多く使われていますが、このシステム良いです。脱ぎ履きが楽なのはもちろんですが、締めてあげてから少し動くとしっかり全体的に締め付けが馴染みます。

ORTHOLITEによって足位置も安定し快適性も保たれます。

 

他にも様々なテクノロジーがあるのでしょうが、素人の僕が実感からご紹介できるのはこのくらいでしょうか。

[TECNICAホームページより抜粋↓]

X_Lite-2.0-GTX technology

linkfast_tecnica

 

トレイルランニング用のシューズですので軽くて走りやすいですが、しばらく使ってみて若干の不満点もあります。

走る用の設計なので、ヒール部分に前傾がついていてしかも固いので走らずにだらだらと歩いている時なんかにかかと(アキレス腱部分)に当たって痛い。

特に、スニーカーソックスなどで接触部分が露出している場合は痛い。

まぁ、靴下もちゃんと選べ!と言えばそれまでですが、洗濯のローテーションとかの具合でねぇ。。。

それ以外は調子良いです。分かってた事だけどソールの減りが早い(涙

Yoshito1

Yoshito with INFERNO X-LITE 2.0 GTX/黒・オレンジ

Yoshito2

パイロット取得してある程度慣れている方はフライトスタイルによってはこんな選択肢もいかがでしょうか?

ただし、基本的にはやはり足首をサポートしてくれるハイカットやサポート力は落ちるが動きやすいミッドカットの方が広くオススメできると思います。

ということで、次回はハイカット・ミッドカット・ローカットが揃うT-CROSSをご紹介しようと考えてます。

ミッドカットの現物がスクールに展示してありますので興味のある方はご来校時に、ぜひご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次