2018年初飛びは朝霧バンバンコンディション! 2018/01/13

ようやく今年初飛びしてきました!!

今季最強の寒気襲来中で、白馬を出発する時(AM5:00)の気温は-12℃ ( ゚Д゚)
日本海側は大雪で大変ですが、朝霧高原は今日も気持ち良く快晴!しかし朝霧も寒かった。。。
しっかりと予報を見て、寒さ対策はしたつもりでしたが、足りなかった。ちょっと甘く見てました。
雲低高度2400mの上空は想像を超える寒さ。朝霧常連メンバーの方々も「今シーズン一番の寒さ」とのこと。

朝霧ハイウェイ!!

前山の対流はイマイチで、ずっと飛んでいられるけどなかなか高く上がらない。周期的に来るしっかりとした上昇気流を捉えて稜線を目指す感じ。

しかし、一旦稜線に出てしまえばしっかりとしと良好な上昇気流で一気に2000mオーバー!!
11時の時点で雲底は2350m。
寒い、いや痛い!!わずかに露出している顔の肌が痛い。-15℃くらいだろうか。。。たぶん。

寒いのは分かっていたので、とりあえずヒートグローブの出力をMAXにして我慢。

中央アルプスや八ヶ岳がきれいに見えています♪

南アルプス

八ヶ岳

コンディションはというと、高度を上げ切ってしまえばあとは天子ヶ岳~毛無山まで行きたい放題!!
そう、これがいわゆる「朝霧ハイウェイ」。

今日の講習で主に飛んだ「西富士トップ」と「天子ヶ岳」間の距離は約5.5km。往復で11km。
そんな長距離を稜線に沿ってま~っすぐ飛んでいくだけでほとんど高度をロスすることなく移動できてしまいます。

朝霧ハイウェイ

5.5kmはどのくらいの距離かって、八方尾根エリアでいうと、、、
テイクオフ~月夜棚くらい。ほとんどの人はピンとこないかな。
まぁ、とりあえず長い距離ってこと。

八方尾根エリアでの5.5km

極寒でしたが、約2時間!
設定したタスクをきっちりこなして初飛び&本日のフライト実技講習終了!!

Explorer(エクスプローラー)/Gin gliders 試乗

今日はもうひとつ。
Gin gliders(韓国のパラグライダーメーカー)のBクラス 軽量スポーツグライダー「Explorer(エクスプロラー)」を長々と試乗させていただきましたので、少し私見でインプレッションを。

Explorer(エクスプローラー)試乗

Sサイズ(推奨飛行重量75~95kg)に90kgで乗りました。冬装備MAXなのでちょっと重ためです。

まずはテイクオフ。
ライズアップの重たい旧式のグライダーの感触が抜けないまま、と言うよりはただの油断。それほど強くない南風のサーマルブローに合わせてインフレーション。軽い手ごたえでスムーズに、予想以上にそしてあっという間に翼は形成され頭上へ。油断していたため一瞬反応が遅れ押さえた瞬間に予想以上の揚力が発生し不意に浮かされてしまった。結果的には問題なくテイクオフしたものの少しアクロバティックな感じのテイクオフ。最近のグライダーはエアインテークが最適化され自重も軽く非常に軽い力でスムーズにライズアップができ、浮き出しが良いのは素晴らしい性能の向上だが、性能の進歩に人間のほうもしっかりついていかないと…。何はともあれ観客を沸かせるテイクオフ!

Ginのグライダーはブレークプレッシャーが重たい印象だったが、Explorerは重すぎず軽すぎず、ちょうどいい感じ。
旋回性能は、いい意味で普通かな?クリクリ曲がることもなく、曲がらないこともなく。ウェイトシフトへの反応が程よく、あまり強弱を意識することなく、自然と体重をかけてあげるだけでいい感じにバンクがかかる。旋回がはじまると、それほど気を使わなくても適度な旋回を続けていくことができるような。とはいえ、もちろん最低限の外翼のケアは必要。
翼の挙動は、すごく安定しているというよりは、必要な気流の変化はしっかりとパイロットに伝えてくれるが必要以上にシュートしたりピッチアップしたりはせず落ち着いている。Ginらしさ(アグレッシブな感じ)を残しつつも乗り易くスポーティーなBクラスという印象。

トランジットは基本的にハーフ~フルアクセルを使用。このアクセルを使用した時の感触がいい感じだった。加速感はほどほどに、しかし、安定感・安心感がある。そして滑空比もそれほど落ちることがなく、ストレスフリーなトランジットだった。

Explorer(エクスプローラー)試乗2

Explorer(エクスプローラー)試乗3

と、なんだかんだと私見を勝手に書きましたが、、、
ステップアップを目指す中級パイロット~そろそろBクラスあたりに落ち着きたいベテランパイロットまで、ニーズがしっかりとあるいいグライダーでした。

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