TRACKER(ライブトラッキング機器)導入のご案内

今年度よりXCフライト(空域A範囲外でのフライト時)の際にTRACKERの携行(500円/日)を義務化させていただきます。安全管理という観点から社会的責任を果たしつつ、今まで通り広範囲のフライトを皆様に楽しんでいただくための導入です。パイロットの皆様にはXCフライトに対する金銭的負担が増えてしまいますが、ご理解ご協力をお願いいたします。

TRACKER導入内容

適用時期2024年度白馬八方フライトエリアオープン以降
対象・年度会員はXCフライト時(空域A範囲外でのフライト時)
・1Dayビジター全て
・スクールツアーの場合は要相談(機器の数量に限りがあるため)
料金500円/1日

※使用者本人の過失による機器の破損や紛失時には実費をご負担いただきます。

【導入に至る背景と経緯】

近年、パラグライダーでのライブトラッキングの一般化が進むとともに、その重要性を知らしめるような事故が起きています。
位置の特定さえできれば・・・と後悔するような事例もあります。ライブトラッキングにより迅速な位置情報の確認が可能となり大事に至らなかったケースも多数あります。

最も安価なライブトラッキングの方法として「LiveTrack24」という無料サービス(一部アプリ有料)があります。しかし、サービスの動作の不安定さに加えて、各パイロット自身による準備およびライブトラッキング起動という運用では、エリア安全管理として十分に機能しているとは言い難い状況です。

「テイクオフ前にライブトラックを起動し忘れる」
「バッテリー不足等によりフライト中に機器がシャットダウンしてしまう」
「サーバー(もしくは端末)不具合によりうまく作動していない」

などの問題は日常的に発生しています。
不具合に関しては、端末・OS・アプリの複雑な相性によるものですので解決は難しいです。
しかし、スクール管理でのTRACKERの導入により、そのほとんどの問題は解決します。
日本各地の山岳エリアやXCフライトが盛んなエリアではすでにライブトラッキングの義務化の流れが進んでいます。

国内でも有数の観光地および山岳エリアである当エリアでは、有事の際にはパラグライダー界における社会的責任も非常に大きいと考えています。
とはいえ「フライト空域の制限というネガティブな対応は行いたくない」という思いから、今回のTRACKER導入に踏み切りました。

空を自由に飛べるパラグライダーはその魅力の反面一歩間違えば大きなリスクもあります。減らすことのできるリスクはしっかりと減らし、今後とも皆様と積極的にパラグライダーを楽しんでいきたいと思います。

その他詳細に関しては、スクールにて直接ご確認ください。

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