GIN ATLAS X-Alps

2014年にリリースされたGINのBクラスグライダーATLASの軽量版。

ATLASの持つ長いブレークストロークは中級者には安心を、上級者には思い切ったアクティブな操縦を与えてくれます。

ツアーやハイク&フライ、XCフライトまで中級者~上級者のニーズを幅広くカバー。

以下、メーカサイト等から引用で詳細をまとめました。

[Gin Atlas X-Alps] 認証:EN B

安定感抜群

アトラスX-alpsは軽量素材を使用していますが、翼の安定性を司るための部位は、すべてアトラスと同様のものを備えています。このおかげで飛行中の安定感が損なわれず、アトラスの持つ安定性とリアルなパフォーマンスの両立がさらに高いレベルまでバージョンアップされました。特に、軽快なハンドリングと速度を出したときの安定感は目を見張るものを感じます。是非、アトラスX-alpsを試してみてください。

 
本体価格¥500,000(税別)
軽量化ですべてのパフォーマンスが改善

EPTエアフォイル搭載でリアルな安全性とハイパフォーマンスを両立させたアトラスが、軽量コンセプトでグレードアップされました。軽快なハンドリングとリアルなパフォーマンスを高い安全性の中で楽しめるアトラスX-alpsは、一般ユースはもちろんのこと、旅行やハイク&フライ、そしてリアルなXCアドベンチャーでの使用までカバーします。

 

EPTエアフォイルで安全性と高性能を両立

3ライザー2ライン(スパン方向)コンセプト

セル上部に施された補強クロスで安定感向上

上面ナイロンロッド装備で高速安定とパフォーマンス向上

スプリットAライザーで効果の高いビッグイヤー

抵抗の少ないセラミックリング

トレーリングエッジのミニリブ装備でハンドリングとパフォーマンスの向上

キックダウンシステム

GIN ATLAS X-alpsグライダーカラー

GIN ATLAS X-alps グライダーカラー

 

 

GIN ATLAS X-alpsテクニカルデータ

SIZE XS S M L XL
平面

翼面積(m2)

23.09 25.14 27.28 29.51 31.82

スパン(m)

10.96 11.43 11.91 12.38 12.87

アスペクトレシオ

5.21 5.21 5.21 5.21 5.21
投影

翼面積(m2)

19.9 21.67 23.51 25.43 27.42

スパン(m)

8.76 9.14 9.52 9.90 10.28

アスペクトレシオ

3.86 3.86 3.86 3.86 3.86

セル数

47 47 47 47 47

自重(kg)

4.2 4.5 4.9 5.2 5.5

搭載重量(kg)

65-85 75-95 85-105 95-115 105-125
EN / LTF B B B B B

ーアエロタクトHPより

軽量化により用途が広がったばかりかパフォーマンスも向上!

リアルな安全性とハイパフォーマンスを誇るEN-BクラスのATLASが、軽量コンセプトでグレードアップ。軽快なハンドリングと高性能を高い安全性の中で楽しめるATLAS X-ALPSは、一般ユースはもちろんのこと、旅行やハイク&フライ、そしてクロカンアドベンチャーまでもカバーする頼もしい相棒となってくれるだろう。

グライダーの特徴

アトラスエックスアルプスは、ジングライダーズのラインアップの中では、イージーなインターミディエイトクラスに位置する。端的に言えば、同クラスのアトラスの軽量バージョンだ。
使用している生地が変更され、軽量素材の中でも実績の高いポルシェスカイテックスが用いられており、トップサーフェースとメインリブ、ダイアゴナルリブには小さなリップストップの38 universal、32 universal、32 hard finishが使われていて、長時間の使用にも耐えうるものとなっている。ボトムサーフェースとインターナルリブには大きなリップストップの軽量素材27 water repellant、27 hard finishが使用され、この部分で軽量化を図っている。
ライザーは20mmから12mmに変更され、ラインとの結合部にはCOUSIN line #12999と軽量化を求められている。

ジェネラルフィーリング

EPTプロファイルが搭載され、飛行中の翼の安定度が高いこと、3ライザー2ラインコンセプトはそのまま継承され形状効力が少ないことで、ローアスペクトレシオにもかかわらずリアルなコンディション下でのパフォーマンスは維持されている。
この日は獅子吼高原で、XSサイズに85kgの最大荷重で試乗した。まず早朝の北高圧線付近で1000mの雲底に到達し、若干追い風に乗って対岸に渡り、海風の進入の最前線でリーサイドサーマルをヒットし、ヘッドウインドでテイクオフ前に戻ることができた。
終始、そのパフォーマンスには驚かされた。ハンドリングは軽快でプレッシャーが軽くなったような感触で、最大荷重にもかかわらず浮きが良く心地よい。リーサイドの難しいサーマルにもバンクをかけることで乗りこんでいけるし、ヘッドウインドのグライディングではハーフアクセルでのペネトレーションの良さを感じることができた。リアルなパフォーマンスを求める方は、最大荷重で乗ってみてもらっても良いだろう。

ライズアップ特性

グライダーが軽量ということもあり、適度な風が吹いていれば、ライザーを持たなくてもカラビナに程よい荷重をかけ重さを維持することで、適度なライズアップ特性を示す。
テストケースとしてエアインテークを雑に開き、リバースライズアップでライザーを持たないで試してみたが、思った通りの上りを示し、頭上安定のタイミングもとても分かりやすいものだった。
実際のライズアップでもライザーを引き込む必要はない。フロントライズアップではAライザーの一部に親指をかける程度、リバースライズアップではAライザーとBライザーの結合部に指をかける程度でよいだろう。

サマリー

アトラスエックスアルプスは、軽量素材を使った中級機として幅広いユーザーの方に選んでもらいたいグライダーだ。
テイクオフではストレスを感じることなく、ブレークプレッシャーは適度で最低荷重から最大荷重まで良好なハンドリングを示す。滑空速度の好みは重量によって選ぶことができ、それでいて十分なペネトレーションを感じることができる。また、扱いが容易で十分なパフォーマンスを持っている。いかなるときにもストレスのないフライトができるパラグライダー開発を求めてきたジンの会心の作と言えるだろう。

(REPORT: Kaoru Ogisawa)

ーパラワールド ギアインプレッションより

GINホームページ(ATLAS X-Alps)

http://gingliders.com/paragliders-jp/atlas-x-alps/

テストレポート

2013-11-05AtlasX-AlpsSen

動画集

「Gingliders Youtubeチャンネルより」

「アエロタクトより」扇澤氏によるわかりやすい説明あります(Atlas)

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